2024/09/10

中島俊(PI)がかかわった研究がJournal of Affective Disordersに掲載されました。

中島俊(PI)がかかわった研究がJournal of Affective Disordersに掲載されました。

中島俊(PI)がかかわった不眠治療(CBT-I)の抗うつ効果を明らかにした研究がJournal of Affective Disorders(IF=4.9)に掲載されました。


【研究概要】
不眠症の認知行動療法はが抑うつ症状を改善することは以前から知られていました。本研究では、うつ病と不眠症を抱える患者に対して、CBT-Iはオッズ比2.2倍の抑うつ治療反応を示すことが明らかになりました。対照群の反応率が17%の場合、CBT-Iは32%となります。CBT-Iは元来のうつ病の認知行動療法より簡易であるため、不眠を訴えるうつ病の患者に対して臨床活用が望まれます。


Furukawa, Y., Nagaoka, D., Sato, S., Toyomoto, R., Takashina, H.N., Kobayashi, K., Sakata, M., Nakajima, S., Ito, M., Yamamoto, R., Hara, S., Sakakibara, E., Perlis, M., & Kasai, K. (In press) Cognitive behavioral therapy for insomnia to treat major depressive disorder with comorbid insomnia: A systematic review and meta-analysis. Journal of Affective Disorders.

https://doi.org/10.1016/j.jad.2024.09.017