2025/10/01

野間紘久(博士学生)が第14回WPIサイエンスシンポジウム 「未来を変える科学の目」にてポスター発表を行います。

野間紘久(博士学生)が第14回WPIサイエンスシンポジウム 「未来を変える科学の目」にてポスター発表を行います。
野間紘久(博士学生)が第14回WPIサイエンスシンポジウム 「未来を変える科学の目」にてポスター発表を行います。

>>> シンポジウムの詳細はこちらから(https://research.kek.jp/group/qup/wpi_sciencesympo2025/)


また、当日は ポスター発表の他にも高校生ポスター発表者との交流を行う予定です。

●発表概要
●タイトル : 新しい心理療法のかたち:AIカウンセラーの開発と社会への広がり
●日時 : 2025年11月15日 13:15 - 14:15
●概要
日本では3人に1人が眠れない悩みを持つと言われていますが、その支援ができるセラピストは限られています。そこで私たちは、新しい心理療法の形として「AIセラピスト」の開発を進めています。本研究では、心理療法の知見や会話データを基に、解決策だけを提示しがちな従来の対話AIよりも適切に共感や興味を持って応答できる仕組みを構築し、AIセラピストを開発しました。また、こうしたAIセラピストが広がることは、利便性や支援を届けられる方の増加が期待される一方で、「人とAIの役割分担」や「安心して利用できる仕組みづくり」といった倫理的・法的・社会的な課題(ELSI)が生じることも考えられます。本発表では、AIカウンセラーの開発方法や仕組みを紹介しながら、参加者の皆さんに未来の心理支援の可能性を考えていただく機会としたいと思います。